ドクター紹介Doctor

Greeting
所長:北村 豊先生のご挨拶

所長:北村 豊

2007年に長野県小布施町に開院して早数年が経ちました。

日々の診療にあたって、自分自身や家族にならどういった対応を取るかを常に考えてきました。治療説明を行う時にもデメリットはしっかりと伝え、納得して頂いた上で治療に取りかかります。

インプラントを例に挙げると、成功率は96%以上です。残念ながら100%に満たない現状と、また、どんなに素晴らしい医療技術であっても、それに見合った知識と技術を持ち合わせていないと治療の成功率は下がります。

歯科医師免許は一度取ってしまえば無期限で使用できますが、患者さまが歯科医師の経験年数だけでジャッジすることは不可能です。ですので向上心を持ち続けて技術研鑽することは私の義務だと思っておりますし、積極的に国内外の質の高い学会や講演会にも参加し、歯科最新医療を常に更新し続けており、日々の行いが患者さまの信頼に繋がると確信しております。

信州口腔外科インプラントセンターが患者さまと共に創り上げていく新しい形の歯科医療のモデルとなるように、国内外から新たなアイデアを吸収していきたいと思っております。

経歴

奈良県奈良市出身。「神奈川歯科大学」卒業後、長野県の「松本歯科大学」で教鞭を執り、その間、「青年海外協力隊」の隊員として、マレーシアで先住民の歯科治療にあたり、その後、国内での病院勤務を経て長野県小布施町に「信州口腔外科インプラントセンター」を開業しました。

「青年海外協力隊」としてマレーシアでの3年間の滞在で、彼らの高い身体能力や五感の鋭さに驚き、ジャングルから必要な全てのものを手に入れ、工夫を凝らして様々な生活用品を作る先住民達に感銘を受けました。共にジャングルに分け入り狩りに出かける日々を送るうちに、自身も自らが野生でありたいと思うようになり、欲しいものは自分で掴む精神で、現在も国内外の学会や講習会に出向いては新しい知識や技術を意欲的に習得しています。

ジャングルに文明の利器は存在しません。けれどそこには、生きること、死ぬことの全てがあります。生まれるのも死ぬのも病院という日本と違って、先住民たちは自宅で生まれ育ちやがて死んでいきます。そのあらゆる過程が家族や仲間に見守られながら進んでいきます。それこそが人間としての自然な姿だと思い、マレーシアでの経験が所長にとって糧となり、患者さまを家族のように想い生涯に渡ってケアができるような治療方針にもそのスピリットが活かされています。

こういった類い稀なる経験が功を奏して、英語はもとよりインドネシア語、マレーシア語もご習得されましたので、勤勉で好奇心旺盛なお人柄も伺えます。

Staffスタッフ構成

  • 公益社団法人日本口腔外科学会認定 口腔外科専門医 1名
  • 歯科医師 1名
  • 歯科衛生士 2名
  • 歯科助手1名
  • 医療事務職員 2名